尼子三兄弟ゆかりの墓あまごさんきょうだいゆかりのはか

毛利氏と戦った出雲の戦国大名・尼子氏の幽閉地

尼子晴久(はるひさ)の子、義久(よしひさ)、倫久(ともひさ)、秀久(ひでひさ)の三兄弟が幽閉された円明寺があった場所です。
長年にわたる毛利氏と尼子氏の攻防の結果、永禄9(1566)年に尼子氏は月山富田城(がっさんとだじょう)(島根県安来市)を開城し、毛利氏に降伏しました。義久(よしひさ)、倫久(ともひさ)、秀久(ひでひさ)の三兄弟は長田の円明寺に護送され、長田の領主であった内藤元泰によって、昼夜問わず厳重で丁寧な監護を受けました。

幽閉は23年間にも及びましたが、その後、三兄弟は志路(白木町)に移り住み毛利家臣となります。江戸時代には毛利氏に従い長門へ移り、佐々木に姓を変え存続しました。

そのため、この墓は三兄弟に追従してきた家臣の墓と考えられています。
場所は三篠川(みささがわ)を下に望む高台にあります。芸備線が田んぼ道を走るのどかな田園風景が広がります。

タグから近いスポットを探す

史跡毛利元就向原町
イメージギャラリー

順路①広島方面からは県道37号線を北上し、交差点で左折

②まっすぐ進みます

順路③「尼子三兄弟ゆかりの墓入口」と書かれた石柱の道を進みます

墓所への入口

「尼子三兄弟ゆかりの墓」と書かれた石柱を目印に進みます

三兄弟が幽閉されていた「円明寺」屋敷跡

このスポットの詳細

ご注意

付近に駐車スペースはありませんのでご注意ください。

所在地〒739-1203 安芸高田市向原町長田883
駐車場なし
アクセス(電車)

JR芸備線 向原駅からタクシーで約10分

アクセス

現在地からのルートを見る

※地図表示及びルート表示はGoogle®社のサービスを利用しています。ルート表示ではお使いの端末によっては正常に表示されない場合があるため予めご了承ください。

関連スポット

郡山城跡

戦国武将 毛利元就が居城とした中国地方最大級の山城跡

毛利隆元逝去の地

元就の長男・隆元が謎の最期を迎えた地

尼子久幸の墓

臆病野州(おくびょうやしゅう)と罵倒された、冷静沈着な武将

池の内古戦場・湯原弥二郎腹切岩

尼子軍の武将、最期の地

多治比猿掛城跡

元就が青年期を過ごした城跡

鈴尾城跡(福原城跡)

毛利元就誕生の地とされる城

五龍城跡

毛利一族4本目の矢、宍戸氏の本拠

郡山城跡/毛利元就墓所(洞春寺跡)

戦国武将、毛利元就が眠る

ID:383 LM:2019/02/18 15:59:26 Rev:9