仕出し 睦
創業当時から変わらない、今も昔も“ごちそう”の鯖寿司
仕出し“睦(むつみ)”が店を構える美土里町では、昔から祭事や祝い事のご馳走として「鯖寿司」が振る舞われてきました。そんな風習からも創業以来の看板商品となり、道の駅や産直市場などでも、同店の鯖寿司が定番商品となっています。
鯖には酢がしっかりと効き、生臭さが無いため苦手な人でも食べやすく、人気商品となっています。また、白飯に混ぜられたおの実(麻の実)と刻んだ生姜が鯖の美味しさをより引き立たせ、味わい深い逸品となっています。
使われる鯖は、その時期の一番良い産地のものが選ばれ、ご主人の田んぼで作られた自家製米を使い、完成するまで6日間もの時間をかけています。その工程はまず「生臭みがつくといけないので―」と、鯖を塩と酢に2日ずつ4日ほど漬け、5日目に寿司を作り、更にそれを一晩寝かせて熟成させ、鯖と白飯の酢を馴染ませるといった手間と時間のかかるものです。
同店では、酢と塩締めの生鯖寿司の他にも、子供でも食べやすい「焼き鯖寿司」や、通の人たちに人気の「鯖の昆布〆棒寿司」、そして昔からご馳走として振る舞われていたお頭付きの「姿寿司」など、計4種類の鯖寿司が作られています。
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